「ちょっと早いけど、発表会の曲少しずつ始めていこうね」

「は〜い!ボク、ちょっとだけドイツに住んでたことがあるから、この曲えらんだんだ〜!」

と嬉しそうに話してくれるのは高取小3年生のMくん。

発表会は10月なのに、もう曲を始めるのか?少し早いような気もしますが、譜読みに時間がかかる子、譜読みは早いけれど、指が動くようになるのに時間がかかる子、超特急で仕上げてくれる子など色々なタイプの子がいるので、その子に合わせてスタートの時期を決めています。

去年はピアノを始めたばかりの子がほとんどでしたが、今年は2回目の子も多くなり、ただ弾けるようになるだけではなく、人に聴かせるために曲想をつけたり、曲としてしっかり形にすることを目標にしています。

その他、去年の発表会の時のことを思い出し、ひとりひとりにどのように取り組みたいか、先生としてはどのように本番に向かって欲しいかなどを考え、お話しながら進めていきたいと思っています。

去年は

「え〜?これ、なんで2の指なのにミをひくの?」

「こんなの、わからない!もう、いみわからない!!」

な〜んて、譜読みや指番号に苦戦していたMくん。

 

去年のMくんの発表会への取り組みはこちら▼

分からない音も自分で確認できるようになりました〜発表会に向けて難しい曲に挑戦中!小2のMくん☆

 

今回の曲は去年に比べ音域がかなり広くなっています。

「さ、音読んでみるよ〜。最初は何の音かな?」

「高い高いド!ド〜ソ、ソ〜ミ・・・」

スラスラと歌ってくれます。

「お〜すごいね。スラスラ歌えたね。じゃぁ弾いてみるよ!」

Mくん、指番号も確認しながらゆっくりと弾いてくれました!

「Mくん!去年の発表会の時に比べて、すっごく成長したね!!読める音も増えたし、指番号もしっかり守れてるし!すごいすごい!」

大きな成長ぶりに大興奮の先生😅

「えへへ😆」

まんざらでもなさそうなMくん💕

毎週のレッスンでは、少しずつ少しずつできることが増えてくるので感じづらいですが、こういった瞬間に

「あぁ、成長したね!」

と喜び合えることがとても嬉しいです✨

発表会に向けた練習はまだ始まったばかりです。去年より随分成長した子でも今年は去年とはまた違った難しさなども出てくると思います。それも一緒に乗り越えて、素敵な曲に仕上げていきましょうね!

楽しみです‼️