「Mちゃんこんにちは!練習してきてくれた?」
「うん!」
「聞かせて〜!ドの場所は分かるかな?」
「えっと・・・」
11月からお通い頂いている年中さんのMちゃんは、物静かで口数も少ないですが、いつも先生の指示をしっかり聞いてレッスンを受けてくれています。
お母様とお話しした時に、「まだ慣れていないので緊張しているようでしたが、楽しかったと言っていました」とのことで安心しました☺️
Mちゃんは「ド」の場所がまだ定着していないようでしたので、普段はまず練習してきた曲を聞かせてもらうのですが、急遽変更して「ド」の位置の確認をすることにしました。
先生特製のプリントを使って
「黒い鍵盤が2つ。ここがリス🐿️。黒い鍵盤が3つ。ここがタイコ🥁。じゃぁ、ここはリスかな?タイコかな?」
「2つだから・・リス!」
「そうそう!じゃあそこに、リスのシールを貼ろう!」
そんな具合に黒鍵を2つと3つに分けてシールを貼ってもらいます。
「このリスさん、何持ってる?」
「どんぐり!」
「そう。どんぐり持ってるね!先頭のリスさんがどんぐりを落としちゃったんだって!ポロリ!!ここに落ちちゃった。だから、ここがどんぐりの「ド」。さぁ、どこにどんぐりが落ちるかな?先頭のリスさんの前にどんぐりのシールを貼ってみよう!」
Mちゃん、じっくりと見ながら上手にどんぐりのシールを貼ってくれました。
そこでピアノの前に移動。
「今どんぐりのシールを貼ってくれたところは、ピアノでどこかな?弾いてみて!」
先程シールを貼ったプリントを見ながら「ド」の場所を探し、弾いてくれました!
「そう!上手!よく分かったね!じゃぁ練習してきてくれた曲を聞かせてもらおうかな!」
その後新しい曲を弾いてみた時にも、「ド」の場所が分かるようになりました✨
次のレッスンの時にはまた分からなくなってしまうかもしれませんが、その時はまた同じプリントを見せて思い出してもらいます。少しずつ、定着すればいいのです。
今はまだピアノを始めたばかり、お家にもまだピアノが届いていないそうです。
初めて見る楽譜。鍵盤。どこがどうなっているのか、慣れるまでは戸惑うことが多いと思いますが、その都度丁寧に説明して、少しずつ定着させてあげればいいと思います。
楽譜や鍵盤に慣れてきて、仕組みが何となく分かってくると、どんどん先に進めるようになると思います!
Mちゃんは、前回難しくてうまく指が動かなかった部分があり、
「次にレッスンに来たときにまた先生と一緒に練習しようね!」
とお話ししていました。
その部分を練習しようと
「じゃぁ、この前難しかったここ、1回弾いてみようか!」
と、弾いてもらったところ、すんなり上手に弾いてくれました🤩
前回できなかったことが今回すんなりできたり、今回分かっていたことが次回また分からなくなることも小さい頃は特によくある事です。
できた時はたくさん褒めて、次回もしもできないことがあっても、もう一度教えてあげればいいのです。
後退することはなく、ぐるぐると螺旋を描くように少しずつできるようになってきますよ!そして、いつかその螺旋がバネになってビヨ〜ン!とジャンプできる日が来ます✨
焦らずゆっくり、楽しみながらレッスン、練習をしていきましょうね🎶
<子どものピアノ教室>
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