「Hちゃん、どんな風に練習してきてくれたかな〜?まずは聞かせて!」

曲の半分まで、片手ずつという前回の宿題をしっかり練習してきてくれました☺️

普段の練習曲に加えて発表会用の曲も少しずつ練習している小3のHちゃん。

数週間前にお母様からLINEでご相談があり、

「本人は毎日この回数を練習すると決めて練習しているのはいいのですが、親としてはこんなに少ない回数で間に合うのか、もっとたくさん練習しなければならないのではないかと思っています。とりあえず今は何も言わずに見守っているのですが、このままで良いのでしょうか?」

というような内容でした。

まずはHちゃんが、自分自身で練習する回数を決めて毎日取り組めていることが素晴らしいことであると思います。

そして、そのご相談を受けた時は、まだ曲を始めたばかりで、大抵の子は最初の譜読みの段階で一番大変な時期です。

1音1音確認しながら、リズムも見ながら練習するので、ぱっと見たったの数小節だったり回数が少なくても練習に時間がかかったり、負担が結構かかるのです。

そういう一番大変な時期なので、回数が少ないからと言って怠けている訳ではないのです☺️

ましてや、毎日ちゃんと練習しているのですからね。えらい!

ただ、お母様のお気持ちも分かります。

先ほど書いたこともお話した上で

「もう少し弾けるようになった頃に夏休みに入り、時間的にも精神的にも余裕が出てきた時にHちゃんとお話をして、もう少したくさんの回数練習するように私から伝えると思います。」

とお伝えしました。

また、昨年の発表会ではご両親の大きなご協力があってとてもいい練習ができ、本番でもしっかり弾き切ることができました。

昨年のHちゃんの発表会への取り組みの様子はこちら▼

自分で楽譜を読んで、しっかり弾けるようになりました〜発表会の曲を通して大きな成長が期待できそうです

どんな風に練習してきたか、自分の言葉で教えてくれました〜止まらずに弾けるようになったよ!

緊張の中演奏が止まってしまった!でも落ち着いて弾き直し、最後まで素敵な演奏をしてくれた小2のHちゃん

今年は自分ひとりの力で曲を仕上げてほしいと思っており、それによって昨年とは違った部分での自信にもつながるのではないかと期待しています。

「今年は自分ひとりで頑張って曲を仕上げられるといいね」

という話をHちゃんともし、お母様にもお伝えしました。

Hちゃんの場合、毎日の練習を自分でしっかりできるという前提があるので、まずは本人の力を信じて見守り、もしどうしても間に合いそうにない場合などは、またご家族にご協力をお願いすることにしたいと考えています。

お母様も私の考えにご納得いただき、暫くは見守ってくださることになりました。

前回のレッスンでは、「夏休みに入ったし、ここをこれだけ練習してみて!」

と、特に難しい部分の練習回数を多めに設定し、練習するように伝えました。

とっても素直なHちゃん。

「うん!」

と元気にお返事してくれ、きっと先生の言った分しっかりと練習してきてくれると思います。

どんな風になっているか、次回のレッスンも楽しみです🎶

 

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