「おねがいします😊先生、おてがみかいてきたの。」
「お手紙?見せて見せて!」
小1のYちゃんはいつも慎重に音を確かめながら弾いてくれます。
奥ゆかしいタイプで、自ら進んで発言をしたりはしませんが、先生の言うことをいつも真剣な目でジッと見つめながら聞いてくれます☺️
練習も、毎日しっかりしてきてくれており、マイペースながら着実に進んできました。
最近では曲も長くなり、難しくなってきたので、今までと同じように練習していては、なかなか上手にならないなぁと感じたのでしょうか。
レッスン中に自分から、なかなか先生に話しかけられない子は、こんな風にお手紙にしてくれると私もありがたいです💕
「Yちゃん、とっても上手になってきたから、曲もドンドン難しくなってきたもんね。じゃぁ、Yちゃんは毎日何回ぐらいなら練習できそうかな?」
「う〜〜ん・・・5かいくらいかなぁ?」
Yちゃんはとっても素直な子なので、もし私が毎日30回練習しましょう。と言えば、必ずやってくれると思います。でも、絶対に無理がきますよね。なので、まずは自分で回数を設定してもらいます。
「5回ね。OK!いつも練習してる曲って、すぐに弾けるようになる曲と、難しくてなかなか上手に弾けない曲があるから、どの曲も同じ回数練習する必要はないんだよ。でも、分かりにくかったら、普通は5回ずつ練習することにして、難しい曲だな。と思ったら、6回とか、7回とか、自分で回数を決めて練習すればいいと思うよ」
「うん。。。」
ちょっと難しい言い方でしたね😅
取り敢えずレッスンしましょう♪
今回は新しい曲を2曲始めました。
レッスンの最後に
「Yちゃん、今日2つ新しい曲に進んだけど、どっちの方が難しかった?1番?2番?」
「ん〜と、2ばん」
「2番目の曲の方が難しかったね。じゃぁ、今週は1番の曲は毎日5回練習して、2番の曲は毎日5回よりたくさん練習してみようか。それは、毎日違ってもいいし、自分で決めていいからね。」
「はい😊」
練習の仕方は色々あります。
弾けない部分だけを取り出して練習し、ある程度弾けるようになってから最初から通して弾いてみたり。。
弾けない部分の練習の仕方も色々あります。
でも、まだピアノを始めたばかり。小学1年生。
最初からどんな風に練習すればいいかなんて、分かりません。
まずは分かりやすく、毎日何回。と決めて練習すればいいと思います。
そして、次回のレッスンの時にどうだったかを聞いて、次はどのように練習するかをまた一緒にお話しして決めていきます。少しずつ、こんな練習の仕方もあるよ。弾けない部分だけ取り出して練習してみようか。など、その時々で伝えていけば、いずれは自分で練習方法を考えて練習することができるようになるでしょう✨
「じゃぁ、練習してきてね!」
でおしまいではなく、どんな風に練習すればいいのかを伝えることはとても大切だと思っています。
その時々でみんなそれぞれに、伝えるようにしていますが、聞き流してしまったり、忘れてしまったり、何をいっているのか分からなかったり💦することもあるかもしれません。
どうすればいいのかな?と思った時には何でも、何回でも、聞いてくださいね!
自分から言えない子は、Yちゃんのようにお手紙にしてくれると嬉しいです💕
ピアノが大好きになってくれたYちゃん。これからも一緒に色々工夫しながら、どんどん上手になっていきましょうね✨