高校1年生のMちゃん。

Mちゃんが他の教室から私の元に移ってきた小学校高学年の頃、彼女はピアノが好きでなくなりかけていたそうです。

せっかくピアノを習っていたのに嫌いになってやめるというのは避けたく、少しでもピアノを弾いていてよかった、ピアノは楽しかったと思ってもらいたいと願い、お母様が他の教室を探していらっしゃる中でお母様のご友人にもご相談されていたそうです。

そのご友人が私がポーランドに住んでいた時に教えていた生徒さんのお母様で、私に連絡を下さったという流れで私がMちゃんにピアノを教えることになりました。

「先生の教え方、分かりやすくてレッスンが楽しいです」

と言ってくれた事がとても嬉しく、また小学校の音楽会で合唱のピアノ伴奏をするために一緒にかなり頑張りました。

結構ハードに練習した結果、本番もしっかりと弾ききる事ができたようで、Mちゃんはここで達成感を感じられたのではないかと思っています。

そのあと位から徐々に一曲仕上げる難しさと楽しさが分かり、さらにどんどんピアノが好きになってきたのかな?

先生から与えられる課題だけをこなすのではなく、練習やピアノに対する気持ちが自主的になってきました。

高校受験の間は、しばらくお休みしていましたが、受験が終わってからまたレッスンを再開しました🎶

去年の発表会の時に私が弾いたベートーヴェンの”悲愴”がきっかけで

「どれだけ時間がかかっても頑張るから、この曲を全楽章弾けるようになりたいです!」

と言ってくれ、今はとっつきやすい二楽章から練習しています。

前回のレッスンの時には数小節だけ両手で弾いていましたが、今日は

「先生~両手、進みました!」と言ってくれたので

「お!すごいじゃん!どれどれ~?聞かせて!!」

と聞き始めると、何と最後まで両手で弾けるようになっていました!

高校生になり今までよりもさらに忙しく、いつ練習したの!?という驚きと共に頼もしさを感じました。

難しい曲にも自ら挑戦し、練習も楽しんでくれています。

Mちゃんはきっと、生涯ピアノを楽しんでくれそうですね♪

こんなにピアノを楽しんでくれて、そういう姿を見聞きすると本当に講師冥利に尽きるというか、嬉しいなぁと、励みにもなります。

ひと通り両手で弾けるようになったので、これから曲想を考え色付けしていくことになります。

ここからが楽しいんですよね♪

なかなか思う音色が出せなかったり、どう解釈していいか分からなくなることもあるかもしれませんが、楽しみながら一緒に曲を作っていきましょうね!

 

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