「きょうね、ほいくえんで「まめまき」のうた、うたってきたんだ〜」
「楽しそうだね〜。聞かせて!」
「おにわそと〜ふくはうち〜🎵」
保育園の頃、一緒に楽しく歌ってくれていたのはA君。
小学1年生になった今でも歌やピアノを楽しんでくれています。
童謡なども大好きなA君は、知っている歌などが多く載ったテキストを使用しています。
知っている曲だと練習がしやすく、メロディーはスラスラと弾けるようになってきました。
最近は左手で伴奏、右手でメロディーを弾く課題が増えてきて、両手を合わせることに苦戦しています。
「ひけるかな〜!」
と、果敢にも両手で結構速い速さで弾き始めるA君。
「ん〜!!!」
なかなかうまくいきません。
そして諦めた💦
「A君、諦めないで、音を確かめながらゆっくりゆっくり弾いてみよう!」
「うん・・」
いち音ずつ確かめながら弾いてみます。
先生は楽譜を指しながら
「次左手だけ動くよ!次は両手一緒に・・・」
とサポートしながら少しずつ・・・
少しずつ、ゆっくりでも両手を一緒に動かそうとすると頭では分かっていても指がなかなか思うように動いてくれません。
弾けない部分は何度も何度も挑戦してくれ、ひと通り弾いてくれました。
「ふぅ〜・・むずかしい!」
「そうだね〜!両手だと難しいよね。でもよく集中して頑張ったね!あと1回だけ練習して、次ワークブックしようか!」
「えーあといっかい〜?」
「もう1回頑張ってやっておけば、後で楽に弾けるようになるよ!」
「わかった〜」
もう1回、頑張って練習してくれました。
「あ〜、もうぜんぜんひけない!あとでまたやるの?」
「慣れるまで大変だよね。今日はもうたくさん頑張ったから、残りの時間は他のことしよう!」
「うん!」
難しい時には何度もレッスンの間に何回も練習してもらいたいところですが、A君の負担が大きそうだったので、そういう時にはパッと切り替えて他の楽しいことを行います。
次のレッスンの時には今回よりスムーズに弾けるようになっているので、練習の回数を増やし、少しずつ取り組んでいきます。
両手で練習し始めた頃は、A君も自分で何の曲を弾いているのか分からないくらいゆっくりでしたが、数回レッスンを重ねるとメロディーを楽しめるほどスラスラ弾けるようになりました🎶
そこまでくると、弾いていて楽しいですね。
何回も何回も、先生が言わなくても率先して弾いてくれるようになります☺️
弾けるようになったらその曲は丸にして次の曲へ進みます。
「あ〜、あたらしいきょくか〜」
またゆっくり合わせるところから始まるので、少し憂鬱ですね😅
それでも粘り強く練習を重ねれば弾けるようになることを体感してくれているので、頑張って取り組んでくれています。
そして、A君の目下の目標はスーパーマリオブラザーズ」の曲を弾くこと!
教室で楽譜を見つけて
「弾いてみたい!」
と目を輝かせて言ってくれました。
「マリオね、ちょっと難しいから、今のテキストを頑張ってどんどん進めて、もう少し弾けるのが増えたら挑戦してみようね!」
「うん!」
保育園の頃はレッスン中に眠くなって船を漕いでいる時が多かったのですが、今では体力も集中力もつき、随分集中して取り組んでくれることが増えてきました✨
息を止めて弾いちゃうほど、集中してレッスンしてくれます😄
今回も頑張りました!
終わりの挨拶
「ありがとうございました!」
お父様と一緒に帰るときに
「あ〜おわったおわった〜!!かえったらさ・・・」
と、ルンルンおはなし🎶
開放感半端ないですね🤣
「頑張ったもんね〜お疲れ様〜😄」
「さよなら〜!」
こんなに開放感を味わえるほど集中して頑張ってレッスンを受けてくれたのですね😊
難しい練習を乗り越えれば、楽しく弾けるようになるということを漠然とでも、少しずつでも感じてもらえているようで嬉しいです。
好きな曲がどんどん弾けるように、これからも一緒に頑張りましょうね!
★子どものピアノ教室★
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