「先生、今日はこの曲を練習したいです」
小4のHちゃんが出したのは学習発表会で歌う曲の楽譜。
年明けに伴奏のオーディションがあるそうです。
「OK!じゃぁ、今日はこの曲をやろう!ちょっとは弾いてみた?」
「はい・・・お姉ちゃんに見てもらったんだけどすぐ怒るし、何か嫌になっちゃって・・・😓」
「そうなの?お姉ちゃんが教えてくれるのはいいね〜☺️せっかく教えてくれてるんだから、ちゃんと言うこと聞かないとね〜😄じゃぁ、今日は先生と練習しようね!」
「はい!お願いします!」
と言うことで、今回は伴奏の練習です。
伴奏は一見簡単そうに見えますが、出てくる音域が広かったり、リズムもややこしかったり、弾けるようになるまでが結構難しいのです。
大丈夫。大丈夫。
ゆっくりながらちゃんと弾けていますよ!
弾けないところは一緒に音を確認します。年明けと、リミットが決まっているので今回はササッと音の確認をして進めます。
「この音は、ここに♯、この音は何もつかないね」
「えっと・・ド・ミ・ソ・シ・・」
「そうそう。ドミソーシ!」
「😆ドミソーシ!!」
私の言い方がおかしかったのかツボにはまったHちゃん😅
その部分を練習するたびに「ドミソーシ😆」
次の部分に進みます。
「じゃぁ、そこ、両手でやってみようか!」
「え〜!?」
一生懸命弾いてみます。
「むずかしいよ〜💦」
「うん♪」
「・・・先生、うん♪って・・・」
「だって、難しいでしょ?」
「うん・・でも、お姉ちゃんは、こんなのかんたんじゃんって言うもん」
「お姉ちゃんには簡単だね〜。でも、Hちゃんには簡単じゃないでしょ?それが分かるから、うんって言ったんだよ😊」
「それにしても、そんなに楽しそうにうん♪って😅」
「あはは〜〜〜😆」(笑って誤魔化す)
「ここのリズムは、もう感覚で覚えたほうがいいよ。ターッタつッタタぁぁぁン!」
「えっと💦ターった・・・タータつッタタァン?」
「ううん、ターッタつッタタぁぁぁン!はい!」
「ターッタつッタタぁぁぁン。。。」
「そうそう!ノリノリでー!」
「ターッタつッタタぁぁぁン!!」
「はい、じゃぁ弾きながら〜!」
「ターッタつッタタぁぁぁン・・・むずかしい〜😱」
集中して、難しいといいながらも楽しんで練習ていると、あっという間に時間がきてしまいました。
「ここ、もう一回弾いておく?」
「どうしよう・・どっちでもいいです。先生が決めてください」
「じゃぁ、弾いておこうか!」
「え〜〜ひくんか〜い!😝」
「Hちゃん、どっちでもいいって言ったじゃ〜ん😂」
「そっか・・」
年末年始、レッスンはお休みになりますが、お姉ちゃんと一緒にたくさん練習ができるといいですね〜!仲良くね〜😄
Hちゃんは、普段のレッスンの時になかなか思うように弾けず、涙が出てしまうこともありますが、すごく強い気持ちを持っています。
「Hちゃん、曲が難しくなってきたから、今までの練習量だとなかなかうまくいかないかもしれない。もう少し多く練習できるといいね」
と伝えた後から、練習量が少し増えたようです。
自分で、練習しなければなかなか上達しないと感じたのでしょうか?
Hちゃんはとても賢いお子さんなので、自分で気がつければ練習量も増やしたり、自分で工夫して練習できるようになると思います☺️
来年も今回のレッスンのように、ノリノリで笑いながらレッスンができると最高ですね✨
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