「お願いします!」

元気に挨拶してくれる翼小3年生のYちゃん。

8月からピアノを習い始め、2回目のレッスン。

「Yちゃん、宿題の曲はどんな感じか聞かせてくれる?」

「はい😊」

すごく上手に弾けていました✨

小学3年生ぐらいからピアノを始めるお子さんで、音の上下関係や楽譜の読み方などがすぐに理解できる子は、どんどん進めていきます。

Yちゃんも体験レッスンの様子や、1回目のレッスンの時にしっかりできている様子が見られたので、テキストの最初の部分はひと通り弾いて、できていればすぐに次の曲に進みました。

「次の曲は新しい音が増えたんだけど、何の音か分かるかな〜?」

「ミ!」

「お!いいね!」

楽譜をスラスラ読んで、左右の手も間違えずしっかり弾けています。

「おぉ!すごい!もしかして、おうちで練習してきてくれた?」

「はい!」

「そうなんだ!どの辺まで見れた?」

「最後までやりました☺️」

「うへぇ😳すごい!!じゃぁ、どんどん進んじゃおう!」

ということで、さらにスピードアップして進めていきます。

中には拍子が変わっているものや、綺麗に歌って弾いてほしい曲もあるので、そこは丁寧に練習します。

「この曲は、風が優しく吹いてお花が揺れてるよって曲だから、音と音を綺麗に繋いで・・」

「スラー!」

「そう!よく分かったね!スラーでどんな雰囲気かな?って自分で想像しながら、音を聞いて弾いてみて!」

レッスン2回目にして、すでに雰囲気を考えながら弾く練習もできました✨

結局最後の曲まで見ることができ、重要な曲数曲はおうちでもう1度練習してきてもらうことにして、次回から次のテキストに進めそうです🎶

「Yちゃん、最後まで自分で練習して、難しくなかった?」

「ん〜少しむずかしかったです💦」

「そうなんだね〜。よく頑張ったねぇ」

お母様にも

「最後まで自分で練習してあって、すごいですね!」

と伝えると

「毎日一生懸命ピアノに向かって練習していました😊」

と教えてくださいました。

2回目のレッスンでテキストが終わるなんて、すごい!

それなら次のテキストや、もっと難しいテキストから始めればいいじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、正直そこは少し怖いのです。体験レッスンを行なったとはいえ、まだまだその子のことを分かっているとは言えないので、最初のテキスト選びは慎重になってしまいます。

最初から難しいより、こうやって簡単めな曲からサクサク進める方がモチベーションも高く保てるので(凄く褒められるし😄)お母様や本人と相談の上ですが、この方法で進めることが多いです🎶

Yちゃん、ピアノを始めたばかりですが、この調子でどんどん進めていって、10月の発表会には曲らしい曲が弾けるようになりそうです❗️