小学3年生のN君は24日の発表会に向けて暗譜に取り組んでいます。
前回のN君の様子はこちら▼
今が頑張りどころの小3のN君〜10月の発表会のトップバッターをお願いし、気合を入れてもらいました!
昨日は雨模様だったせいか、あくび連発のN君。
「眠たいの?」と聞くと
「ううん。少し頭が痛いけど」
雨だと体調も優れませんよね。分かる分かる。
私も雨降りだとすぐに頭が痛くなります。
それでも発表会が近いということで、頑張ってレッスンをします。
前半は覚えました!あとは後半。
後半も何となくは覚えているので、あとひと息!
「ここの左手はいっこ飛ばしになってて、ここはずっと伸ばしてるね」
一緒に確認しながら覚えていきます。
N君。
「せんせ〜、もしさ〜本番までに覚えれなかったらどうする〜?」
しきりにそんなことを聞きます。
「覚えられなかったらじゃなくて、覚えるんだよ!もうここまでできてるから、大丈夫!覚えられるから!N君、自分で”覚えて弾く”って言ったんでしょ?」
「うん。。」
ここで発破をかけます。
実際のところ、覚えきれなかったら、当日楽譜を見て弾けばいいと思っています。
大切なことは、発表会まで頑張ったかどうか。だと考えています。
自分で”やる!”と思い、それに向けて努力を重ね、苦労の末弾けるようになった達成感や、成功体験を味わって欲しい。もしできなかったとしても、最後まで頑張った経験は、それすらも今後の糧になります。
ただ、「あんなにやったのにできなかった」ではなく、
「できなかったけど、あんなに頑張ったよね!すごいよね!」
と、次に繋がる声の掛け方は気をつけなければいけませんけど😇
もし今N君に
「覚えられなかったら楽譜見て弾いていいよ」と言うと、
”なんだ、そうなんだ”と本気で頑張ろうとする気持ちが薄れてしまうと思ったので、敢えて厳しめの言葉をかけました。
来週は本番前最後のレッスンなので、そこで、暗譜で弾くのか、楽譜を見ながら弾くのか最終決定し、どちらにしても気持ちよく本番を迎えられるよう持っていきたいと考えています。
先生の子供たちに対する声の掛け方や言うこと(覚えられなくてもいいよ。と言ったり、頑張って覚えよう!と言ったり等)が違うこともあると思います。
それはひいきとか、この子にだけ・・とか、そう言うことでは全く無く、ひとりひとりの性格や状況に応じて変わってくるのです。
アプローチの仕方はその時によって真逆だったりするかもしれませんが、想いはひとつ。
発表会に向けてしっかりピアノと向き合い、頑張ること。そして本番を楽しく迎えること。(あ、ふたつだ😅)
レッスンの最後に
「じゃぁ、あと一回、最初から最後まで通して弾いておしまいにしようか」
「うん!」
と、張り切って弾き始めます。。。
が。。
眠すぎて意識朦朧😅同じ箇所を無限ループ😅
「あれ?ここさっきもひいたっけ?」
我に返って弾きなおし、またループ😆
「おーい大丈夫かーい?じゃぁ、練習の時は集中して、次の音は何だっけ?って思い出して考えながら練習しておいてね!」
「ふぁぁい✋」
来週までどれだけ頑張れるか。
ここが頑張りどころだ〜!
応援しているよ〜!!
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