発表会は、何が大切なのでしょうか?

本番でノーミスで弾けること?

練習の成果を十分に出せること?

 

発表会で暗譜で完璧に弾ける、練習通りに弾くことができるのは最高なのですが、そこにはこだわりません。一番大切なことは、発表会に向けてどれだけ努力したか、頑張ったか。ということだと思うからです。

コンクールに出る!とか、音大を目指す!とかになると話は別ですが、年に一度の発表会。子どもたちには結果よりも過程を大切にしてもらいたいのです。

「あんなに頑張ったのに失敗した!」

と思うこともあるかもしれません。

「ちょっとミスったけど頑張った!楽しかった!」

と思うかもしれません。

もちろん「頑張って練習したから思うような演奏ができた!」

かもしれません。

本番でどうなろうと、そこまで頑張ってきたことは決して無くなるわけではないのです。

「あんなに頑張ったのに失敗した!」と思ったら、次はどんな風に練習をすればいいのか、考えて次に繋げられますね。

「ちょっとミスったけど頑張った!楽しかった!」と思ったら、次も楽しく弾けるように頑張ろう!と思えますね。

本番は緊張感もあり、想定外のことがよく起こります。

本番でどうなろうと、これまでの努力が水疱に帰する訳ではありません。努力とそれに伴う技術の向上や気持ちの変化はしっかりと自分の中に残るのです。

そういう時は気持ちを切り替えて、またピアノを楽しみながら過ごせばいいんです😁

 

例えば・・

先月の発表会にトップバッターを任され、暗譜を頑張っていた小3のN君は発表会前最後のレッスンで「覚えたよ〜😁」と笑顔で報告してくれました!

発表会に向けてのN君のレッスンの様子はこちら▼

小3のN君は発表会に向けて暗譜を頑張っています〜できなくても、そこに向けて努力すること♪それが〜一番大事〜♪

 

「凄いね!頑張ったね!!」

多少間違える時もありましたが、暗譜でもいけそうです!

そして当日〜〜〜〜

「せんせー、不安だから、やっぱり楽譜見てもいい〜?見ないんだけど、”あ!やばい!”ってなったらちらっと見たいから、置いておきたい〜💦」

「あら、そうなの?上手に暗譜できてると思うから、楽譜なしでも大丈夫だと思うけど、不安だったら見ていいよ!」

ということで、本番は楽譜を譜面台に置いての演奏になりました。

完全に楽譜に頼らずに演奏できるのがBestですが、それでもいいと思います。

だって、発表会に向けてN君なりに曲と向き合って、頑張って練習したから!

N君は、暗譜で弾こう!と頑張ったから、ここまで弾けるようになったのでOKです!

発表会後のレッスンでは、今までよりも集中して曲に取り組めるようになったと思います。

おしゃべりもしますけどね😁

発表会前には頑張れなかった部分が今は頑張って取り組む姿勢というものが見られるようになったと思います♪

今回の発表会を通してまた一つ成長できました!

これからも楽しいお話も交えつつ、レッスンや練習をがんばりましょうね💕

 

当ピアノ教室(高浜市)では毎年発表会を行なっています。

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